歯科用語集

●●●歯科用語集●●●

【入れ歯】

入れ歯とは、抜けてしまったり欠けてしまった歯を、取り外しが可能な義歯を使用して、補う治療法のことです。
失ってしまった歯のいくつかを部分的に入れ歯に差し替える部分入れ歯と、全ての歯を入れ歯にする総入れ歯があります。
銀歯やインプラントと同様に、補綴歯科のひとつです。

【顎関節症】

顎関節症とは、一言でいうとあごの病気です。
あごが痛んだり、あごを動かすと音がしたり、口を開けることができないといった症状があります。
顎関節症の影響が肩こりや頭痛となって現れるケースもあり、口を大きく開いたらあごが痛くなってしまった場合もこの病気であるといえます。
顎関節症の発症要因は、噛み合わせや姿勢の悪さ、ストレス、あごに負担のかかる生活習慣などが原因とされています。

【カリソルブ】

カリソルブとは、歯をできるだけ削らずに残していこうという、歯科保存学に基づいた、虫歯になった部分を薬を使って溶かし、虫歯を削らずに治す治療法です。
歯を削らずに治療できるというメリットがありますが、すべての虫歯の進行状況に対応しているわけではなく、保険も適用されないことから、治療費が高額になるというデメリットもあります。
近年注目されている無痛治療のひとつでもあります。

【笑気麻酔】

歯科治療に対して恐怖心のある人に向けて、麻酔効果のある低濃度の笑気ガスを吸入させて、ストレスや不安感を取り除く麻酔のことです。
麻酔という名前に躊躇してしまうかもしれませんが、一般的な医療でよく使われる意識や感覚がなくなる麻酔ではなく、精神的にリラックスしてもらうことを目的とした麻酔です。
ガスによる麻酔が効いてくると、患者の顔が緩み、笑顔のようにみえることから笑気麻酔と言われています。

【レーザー治療】

レーザー治療とは、その名の通りレーザー光線を照射し、歯科医療に用いる治療のことを指します。使用しているレーザーにはいくつかの種類があり、使用できる範囲も場合によって異なるため、設置されている設備によって受けられる治療内容も変わります。
従来の歯科治療に比べ、出血を押さえられることや、歯科特有の振動や削っている音がないなどのメリットがあるが、虫歯治療の全てに対応できるわけではなかったり、保険の適用外であるといったデメリットもあるので注意が必要です。